ミキサー操作がうまくなるコツ

(今回の記事担当は 吉原 です)


みなさんこんにちは。吉原です。

PAがうまくならない・・・正しく理解ができない・・・って方、いらっしゃるのではないでしょうか?

それは理解できていないというより、イメージが自分の中にないのです。


・習うより慣れろ

ミキサー操作がうまくなるには、「習うより慣れろ」という言葉が適切かもしれません。

確かにオペレーターやエンジニアの経験を聞いたり、ミキサーの説明書を読んだりすることも、成長には大いに必要なことです。

しかし、それだけで「うんうん」と頷(うなづ)くばかりではミキサー操作はうまくなりません。

なぜかというと、音のイメージができていないからです。


・音のイメージづくり

イコライザコントロールを例に挙げてみます。

HIGH・MID・LOWとわかれている緑色のツマミは、音域ごとにレベル(音量)を調整できます。

HIGHをカットす(下げ)れば高音域の音のレベルが小さくなって、LOWをブーストす(上げ)れば低音域の音のレベルが大きくなる。

頭ではそうわかっていても、どんな音に変化するかイメージできていますか?


ミキサー操作がうまくなるには実際にミキサーを触って、音を出して、どんな音が出るのか、どんな風に音が変化するかを自分の耳で聴いて、自分なりのイメージを記憶する必要があります。

結局、文字や言葉で語るより、聴くのが一番なんです。

だってスピーカーからでる音を聴くのは人間の耳なんですから。


・イメージするために、まずは遊ぶ

ミキサーはぱっと見が非常にややこしく、難しく考えてしまいがちですが、なんてことはありません。

難しく考える前にまず、自分の声や楽曲で遊んでみてください。

何に使うかとか、どういう操作が有効とかは考えず、とにかく音を出して、耳で聴いてください。

現場以外ではミキサーは楽しいおもちゃです。

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