【マイク】ダイナミックとコンデンサの違いとは?
お久しぶりです、リラPAエンジニアの吉原です。
さて、最近ダイナミックとコンデンサの違いを訊かれることが多々あるので、その内容について記載していこうと思います。
ぶっちゃけ違いはそう大したものではありません。
ずばり、電源が必要か否か、です。
ダイナミックマイクは電源は必要なく、コンデンサマイクには電池またはファンタム電源が必要です。
しかし、電源(正確には電気信号のあれこれですが、今回そこには触れません)面が違うだけでいろいろと性質が変わってきます。
だからマイク選びがややこしいわけです・・・。
ダイナミックマイクは比較的丈夫で、単一指向性のものが多いように思います。
ボーカルや司会ならダイナミックマイクで十分でしょう。
一方コンデンサマイクは繊細で、無指向性のものが多いように思います。
合唱や演劇など、舞台上の音を広く拾いたいならコンデンサマイクを用いますかね(繊細なだけあって、集音域が広いです)。
また録音などではコンデンサマイクを用いることが多いです。
コンデンサマイクは繊細なのでノイズも拾いやすいため、録音の際はポップガード必須だと思います。
以上、短くはありましたが、お高いコンデンサマイクになかなか手が出せない吉原からの雑談気味セミナー記事でした!
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