Nコンの朗読部門。ポイントは?
(本日の記事担当は 森 です)
みなさんこんにちは。リラのアナウンサーの森です。
本日はNHK杯全国高校放送コンテスト、通称高校Nコンの朗読部門についてお話していきたいと思います。
・概要
例年朗読部門では、5冊の課題図書が提示され、その中から1つを選んで朗読していきます。
課題図書には小説やエッセイ、古典文学などがあります。
発表時間は1分30秒~2分という風になっており、400字詰めの原稿用紙だとだいたい1枚半弱、500字~600字程度に収めるのがいいかな~といった感じです。
・本の選択
本を選ぶ時は候補にある課題図書をできるだけ全部読む。
そして自分の声にあったものや、表現できるような内容を自分で選ぶ。
また、周りの人から意見をもらってもいいかもしれません。
・抽出のポイント
抽出するときは、他の人が抽出した部分だけを聴いて、その意味がわかるような場面を選ぶこと。
そして会話文と地の文のバランスを考えましょう。
会話文ばかり・地の文ばかりがダメという規定はありませんが、表現の幅を広げるという観点から偏らせずに、バランスよくすることをオススメします。
だいたい会話文と地の文の割合が3:7~4:6が多いですかね。
・最も大事なこと
何より大切なのは、自分が伝えたい場面を選ぶことです。
たとえば自分が心が動かされたり、印象に残る場面を選んだり。
自分がそう感じたということは聴いている人も同じように感じてくれるはずです。
・最後に
朗読といえば、表現がとても大切になってきます。
しかし表現以前に、アナウンス同様、アクセントや発声などの基礎も重要になってきます。
なので、表現ばかりを重視するのではなく、基礎練習も怠らないようにしましょう。
それでは、みなさまの朗読ライフを応援しております!
・動画
今回は以下の動画を元にブログ記事にしました。
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